会計を済ませてから駐車場に向かう。愛車がこちらを向いて待っている。運転席に座り窓をフルオープンにした。炎天下の中数時間さらされていた車中は熱気でムンムンしている。エンジンをかけるとカーステレオからボブ・マーリーのバッファローソルジャーが流れる。夏が始まる前に編集したお気に入りのCDだ。いよいよ夏真っ盛りに入り編集した音楽たちが気分を上げてくれていた。クリニックまでの道のりは口ずさんでいた。行きはよいよい、だな。ドアを閉めてクリニックの駐車場を出る。車中はまだムンムンとしている。汗と涙がごちゃごちゃに流れる。
バッファローソルジャー、さらわれてやってきた
バッファローソルジャー、生き延びる戦いだ